予防接種系の記事は少し久しぶりですが、本日予防接種を受けて来ました。内容は4種混同とBCGです。遂にこの時が・・・って感じです。BCGって、やっぱり顕著に後が残りますからね。なんか痛そうな感じもしますし、他とは違った心の準備が必要な感じがします。
4種混合が意外とあっさり終わったんで,今回はBCGについて詳しく記載したいと思います。過去の予防接種に関する記事はこちら。
BCGとは
BCGは、フランスで開発されたワクチンです。9つの整った跡が2カ所、系18個の跡が痛々しく残るので、なんとなく有名です。1921年にフランスで世界で初めてBCGが使われ、その効果が実証されました。日本では1924年にBCGが入ってきて、日本人での効果と安全性が検討され、1943年に日本での予防効果が証明され、一般的に使われるようになりました。
BCGの接種するタイミング
生後12ヶ月までに受ける事が決まっていますが、目安としては5ヶ月~8ヶ月までに接種してしまう事が良いとされています。結核お発病を75%以上食い止める事が出来るのであるから、なるべく、接種適例期に早めに受ける様にしましょう。
接種方法
さて、一体どうしたらあんなでデカい注射の跡が残るのでしょうか。その接種方法について。実は、海外では他と予防接種と同じ様に注射で皮内に接種していますが、日本は違います。9本の針のついた「管針(かんしん)」と呼ばれる針を使います。スタンプみたいなもんですけど。
粉になっているBCGを溶解液で溶かしてノリの様な状態にし、白く濁った液を上腕に落とし、管針にある帽子のツバのようなもので拡げます。スタンプそのものに塗り広げる為のものがついているんですからなかなか便利ですよね。その後、管針を強く押しつけ、針跡にBCGを植えつけるように帽子のツバのようなもので再び拡げます。この管針を強く押し付ける時に赤ちゃんは非常に痛がります!針のせいなのか、強く押し付けられているせいなのか。痛みのイメージが全く沸きませんが泣いているところを見ると痛そう・・・!
BCGを受けた後が肝心!
BCGは接種自体は案外すぐに終わります。問題は接種後の経過観察です。まず、BCG接種後は「コッホ現象」にならないかを検証します。接種儀後10日以内に赤くなったり、硬くなったり、腫れてきたり、膿んだような状態になってしまうと要注意です。
この場合は、結核に罹っていないかどうか、ツベルクリン反応、血液検査など結核の検査を行います。定期接種時期を過ぎると公費での接種ができなくなってしまうので、集団接種を受けたい場合は保健所や保健センターの日程を見ておきましょう、個別接種を受ける場合は早めに病院に予約をしておきましょう。