赤ちゃんが生まれて1ヶ月が経つと大抵は生まれた病院やクリニックで1ヶ月検診を行ないます。この時に問題がなければ、案内されるのが予防接種についてです。この時、受けるべき予防接種の種類の多さに大抵の親はドン引きします。昔はこんなに予防注射しなかった,と大体のパパママOBOGは言います。それだけ医学も進歩し、危険なウイルスが認知されたという事かもしれませんが。
生後1ヶ月を過ぎると外出の機会も増えてきて、感染症から守ることも考えなければなりません。そこで強い味方になるのがワクチンです。必要なワクチンを、ベストなタイミングできちんと接種すれば、赤ちゃんを守ってあげる事が出来ます。基本的には予防接種のデビューは生後2ヶ月目に突入する誕生日からです。
接種すべきワクチン
とにもかくにもこれをまずは見ましょう。
正直これ見ても全くわかりません。受けなければならないものと、任意のものとを合わせると20項目ある様ですが、数え方がよくわからない感じです。予防接種法で決まっているものは基本無料で、費用は国が負担してくれます。しかし、任意のものは自己負担となります。病院によって少し金額違う様ですが、思ったより高いです。ワクチンによって違いますが8,000〜16,000円くらいかかりますので覚悟が要ります。
予防接種の基本ルール
接種するタイミングが大事
ワクチンによって、接種する年齢や回数・間隔が違います。
スケジュールを立てる際には、定期接種や公費助成があるワクチン*に必要な「予診票(接種券)」の存在確認が必須です。届いていない場合には、自治体(市区町村)の予防接種担当窓口に問い合わせてください。
同時接種もやむを得ない
日本の赤ちゃんが0歳で接種するワクチンは種類も多く接種回数は15回以上になります。0歳で受けるBCGやロタウイルスワクチンは生ワクチンのため、接種後は4週間あけなければなりません。そのため、これらを1本ずつ単独で受けると、約5か月間にわたってほぼ毎週接種することになります。つまり現実的に無理って事です。そこで通常は1度に2〜3種類のワクチンを同時に接種する事になります。右手と左手に1本ずつ、また飲むタイプ(ロタ)なんてのもあります。たまに、これに両足を加えて一度に4種類以上同時に接種するなんて場所もあるようですが、それは赤ちゃんの体にも負担なので避けた方が良いでしょう。