【万年筆の基本④】万年筆の正しい洗浄の仕方
万年筆を語る為には万年筆の基本についてしかりとおさえておきたい。今回は万年筆を長期間使う為に正しい洗浄の仕方を紹介したい。正しく洗ってメンテナンスしていれば、万年筆は3世代に渡って使用する事も出来る。吸入式とカートリッジ式で違うので両方とも押さえておきたい。
吸入式
ペン先を洗う
まずは万年筆の要とも言えるペン先を洗う。水か出来ればぬるま湯が好ましい。水を入れたコップの様な容器にペン先を入れて尾栓を回して良く洗浄する。
繰り返し行なう
汚れ具合に応じて、ペン先を繰り返し洗う。紙の繊維やほこりなどが溜まっているので丁寧に洗い流して行く。
カートリッジ式
カートリッジを外して水に入れる
カートリッジを外してペン先を水に入れる。出来ればぬるま湯が好ましい。インクが固まっている場合もあるので、少し熱でインクを柔らかくする効果が得られる。
ペン先を水の中に一晩つけ込む
ペン先を水に入れたまま一晩置く。時間が無い場合は水の中で濯ぎ洗いをしても良いが、出来るなら一晩置いておこう。