【SIDS:乳幼児突然死症候群】娘のうつ伏せ寝について考察する。

投稿日:2015年7月25日 更新日:

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うつ伏せ寝について考察する

娘ちゃんが寝返りをマスターしてかれこれ1週間以上過ぎました。今じゃ寝返りなんてすっかり当たり前の光景になりました。仰向けに転がしてもすぐに寝返りしてうつ伏せになります。うつ伏せ大好きか・・・。今までのもったいぶってた感じは何だったのでしょうか。もちろん、寝る時も寝返ります。仰向けに寝かせても自然と横になって気付いたらうつ伏せで寝ています。なんて気持ち良さそうに寝ている事か。不思議なものです。

さて、冗談はさておき。これだけ寝返りをしてうつ伏せ状態が長くなると親としてはどうしてもちょっと心配です。うつ伏せって胸が圧迫されてそうな感じがして、見ていてなんとなく苦しそうに見えますしね。今回は、うつ伏せ状態、うつ伏せで寝る事についての是非について色々と記載したいと思います。

SIDS:乳幼児突然死症候群

まず、うつ伏せの状態についてすぐに頭をよぎるのがこれです。名前とかうろ覚えでもなんとく「うつ伏せ=突然死」みたいなイメージを持っているパパママは多いと思います。僕もその一人でした。なんか聞いた事あるけど実際どうなの?と。

とりあえず、SIDSについて調べてみました。(以下、厚労省HPから抜粋)

乳幼児突然死症候群(SIDS:Sudden Infant Death Syndrome)は、それまで元気だった赤ちゃんが、事故や窒息ではなく眠っている間に突然死亡してしまう病気です。日本での発症頻度はおよそ出生6,000~7,000人に1人と推定され、生後2ヵ月から6ヵ月に多いとされています。発症は年々減少傾向にありますが、平成23年には全国で148人の赤ちゃんがこの病気で亡くなっています。SIDSの原因はまだわかっていませんが、男児、早産児、低出生体重児、冬季、早朝から午前中に多いことや、うつぶせ寝や両親の喫煙、人工栄養児で多いことが、平成9年度厚生省心身障害研究「乳幼児死亡の防止に関する研究(主任研究者:田中哲郎)」(以下「平成9年度研究)と言う。)で分かっています。必要以上に不安に思う必要はなく日頃の子育てを再確認していただき、あとはおおらかな気持ちで子育てをしましょう。

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なるほど。事故でも窒息でもないんですね。これは驚きです。だからこその突然死なんでしょうか。しかし、そう考えるとうつ伏せに寝かせる事が悪い理由がないんじゃないか?と思った矢先です、先の厚労省HPにうつぶせ寝は避けるとしっかり明記されていました。

なんでだ!?

まぁ、予防法のひとつとして記載されているわけですがこうやって書かれるとうつ伏せで寝かせる事そのものが悪い様に思えます。

うつ伏せに寝かせる事のメリット

うつ伏せそのものについて調べてみました。赤ちゃんが自分でうつ伏せになりたがっているというのに、それを止めさせるのはどうなんだろうって気もするので。きっとうつ伏せにも良い事あるさ。

呼吸が仰向けよりも楽

超意外な事実です。仰向けの方が楽なんだとばかり思っていました。しかし、実際はうつ伏せの方が呼吸し易いんだそうです。うつ伏せ状態になると、肺が体の下に来て心肺機能を高め、呼吸や心拍の状態が落ち着くんだそうです。

寝付きがよくなり、寝る時間も長くなる

これは必ずしもそうとは限らないみたいですけど、寝付きがよくなる・睡眠時間が伸びるといったケースが多いそうです。実際に、うつ伏せで寝る事で仰向けで寝る時と比べて睡眠時間が長くなるという研究結果が出ている程なので、効果は期待出来そうです。

ゲップが出易くなり、吐き戻しが少なくなる

すんごく良い効果あるじゃないか。赤ちゃんはママが命をけずって出した母乳もなんのためらいもなく吐きもどします。よくそんなに吐けるなってくらい吐くので、たまにママを見てられない時があります。ゲップはまだしも吐き戻しが少なくなるというのはかなり良い効果なんじゃないでしょうか?

 

なんだかうつ伏せって良い事ばっかりじゃない?と思い始めています。でも、メリットしか書いてませんからね。デメリットについても記載したいと思います。

うつ伏せに寝かせる事のデメリット

良い事ずくめのうつ伏せ寝ですが、世の中のイメージでこれだけ危険視されてるって事はやっぱりなんかデメリットがあるんだろうなと感じます。

窒息死の危険性

やはりというか、これがデメリットの最たるものの様です。病院などでも言われましたがやわらなくて沈み易い布団やぬいぐるみ、タオルなどの上でうつ伏せにさせる事は危険です。赤ちゃんの口元が沈み込み呼吸をする事が出来なくなると言われています。実際に、これが原因で窒息死をしてしまうケースは数はそこまで多くないものの毎年発生しています。確かに赤ちゃんはまだ筋肉が未発達ですから、これは注意する必要があるでしょう。

SIDS:乳幼児突然死症候群の危険性

ここでも出て来ました。SIDS。しかし、SIDSは窒息や事故ではないとの記載が先程ありましたね。SIDSの一番怖いところは原因不明ってところですね。結局、なんでうつ伏せ=突然死というイメージが定着したかというと原因不明のSIDSが発生している時、うつ伏せであるケースが多いという事実と、上記の様にうつ伏せに寝かせる事によって発生する窒息死との情報が混在して広く知れ渡っているのではないかと思います。窒息死に関しては親の注意で防げるものであると思われます。しかし、SIDSに関してはいくら注意をしていても100%防ぐ事は難しいでしょう。何故なら、原因不明であるから

しかし、今回の考察ではっきりした事は・・・

「うつ伏せがSIDSの直接的な原因とは言えない」という事です。

早く、SIDSの原因がはっきりと解明されて対策法が確立される事を願います。

TIMOです。子育て初めてバリバリの新米パパです。東京都港区在住。
これまで大学卒業後に大手生保へ入社、脱サラ後に飲食店経営、現在は映像制作やWeb制作、パンフデザインなどの販促類の制作会社をしております。
趣味は車関係全般。最近はもっぱら娘ちゃんと遊んでいます。
夢はガレージハウス!

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