赤ちゃんが生まれてすぐにぶち当たる壁が寝かし付けの上手いやり方です。最初はどうしたら寝てくれるのか、まったく分かりませんね。赤ちゃんによって、眠りに入る好みがありますし逆に覚醒してしまう事もあります。
泣いて泣いてどうしようもない時もあります。しかし、何時間も放置という事態は極力避けたいところです。後述致しますが、これは成長過程においてあまり良い事ではありません。
一概に、これが絶対正しいという事はありませんがこれまでに多くの諸先輩型が生み出した寝かし付けの方法をまとめたいと思います。
サイレントベビー
まず、寝かし付けを上手くなっておいた方が良い理由を簡単に述べます。
どうしようもなく泣いて泣き止まない赤ちゃんを何時間も放置してしまう場合、赤ちゃんは「あきらめ」の境地にはいってしまいます。泣いてママ抱っこして欲しい、おむつ替えて欲しい、ミルク欲しいなどの要求が減って行きます。
この時点は一見、手がかからない子の様で良い子に思えますが、実はそれは「サイレントベビー」と呼ばれ、実際は心に不安がどんどん蓄積されている状態で、成長するにつれてそれが表に現れ、将来心の病気になってしまうことがあります。
赤ちゃんは眠るのが下手です。眠いんだから寝たら良いのに・・・。と心から思いますが、自分で上手く眠れないもんだから親が上手く眠りに誘導させてあげるしかありませんね。
寝かし付けのコツ
それでは、寝かし付けのコツ・方法をご紹介致します。
ママや母乳のにおい
新生児の頃はあまりよく周りが見えません。視覚は序々に発達して行きますが、最初は嗅覚で周囲の情報を察知します。この事からママや母乳のにおいで、安心して泣きやみ眠ることがあります。ぎゅっと抱っこしているのでも良いですが、タオルやガーゼハンカチなどに母乳を少しつけ、抱っこで寝かしつけている時は腕と赤ちゃんの頭の間にはさみ、布団で寝ている時は頭の下に敷きます。
すぐ近くにママがいるんだ、安心して眠れるんだと赤ちゃんは思い自然と眠りに落ちるケースが多いです。
腕枕をする
これも要は赤ちゃんにママの存在を深く認識させる事が要です。
腕枕で効果が見られなかった場合は、赤ちゃんの耳が腕にくっつく様にします。また、心音を聞かせる様に寝かせる事で更に高い効果が期待出来ます。赤ちゃんが熟睡したと思ったら、ゆっくりと腕を引き抜きましょう。
眉間をなでる
お手軽なので、ウチでもよくやっています。さぁ、ねんねしようねーとなった時に「ねんね」という言葉と同時に赤ちゃんの眉間の部分をなでます。眉間の部分を撫でると赤ちゃんは反射的に目をつむります。赤ちゃんはこの反射を繰り返す事によって次第に眠くなると言われています。この反射と「ねんね」=睡眠という反復練習で、割とスムーズに眠りに入る事が出来ます。
まとめ
赤ちゃんは不思議なものでママやパパのイライラした気持ちら焦り、怒りなどを感じます。「早く寝て!」「なんで寝ないの!」などの気持ちは見透かされていると思った方が良いです。優しい気持ちで、心にゆとりを持って寝かし付けをしてあげる事が実は一番大事な事かもしれませんね。たまにはパパにお願いしてリフレッシュしましょう!