昔からおばちゃんたちは赤ちゃんを見ると何かっていうと、いないいないばあをしてます。なんかそこら辺でよく見かける光景だと思います。かく言う僕も、初めて娘ちゃんと2人きりにされた時にどうやってあやしたら良いのか分からずにとりあえずやってみた経験アリです。(小さ過ぎて反応があるわけはない)
しっかし、なんでそこまでいないいないばあに赤ちゃんは喜ぶのでしょうか?というか、いつになったら良い感じのリアクションをしてくれるのでしょうか?パパは寂しいぞ!無反応は!
いないいないばあで喜んでくれる時期
ウチの娘ちゃんは現在4ヶ月ちょとですが、微妙に反応します。以前はまったくの無反応だったのでパパとしては少し嬉しいです。リアクションがあるとやりたくなります。
一般的には生後6ヶ月前後から段々と反応が見られる様ですね。何歳まで喜んでくれるかはその子のメンタルの成長具合でだいぶ個人差がありそうです。
一旦、いないないばあで喜び出すと際限なく永遠に喜ぶ時期が来るみたいなので、今の少しだけ反応が見られるくらいが実は大人としては一番良いのかもしれません。
いないいないばあで喜ぶ理由
で、一体何がそんなに面白いんだい?って話です。
これは一応、その理由が明確になってるそうです。まず、いないいないばあで喜ぶ為には自分と他人の区別が付く事と、ある程度の記憶力の2つが必要になる様です。
生まれて間もない赤ちゃんは自分と他人の区別が付いていません。段々と自我が目覚め、自分と他人の区別が付く様になってきます。それと同時に段々と周囲の大人の顔を記憶する事が出来る様になっていきます。だから低月齢の子はいないいないばあに無反応なんですねー。って、理屈は分かりますがそれで何が面白いのかな?
生後6ヶ月前後の赤ちゃんは目を何かで覆われると、目を隠されたのではなく目の前の人間が消えてしまったと思うそうです。なんて斬新な発想。そこへ来ての上記2点のスキルです。
「あー、消えた消えた。でもまたすぐ出て来るんだろ?」
ってゆー、予測を赤ちゃんは立てます。次の瞬間、自分の思惑通りの顔と人物が「ばあ!」と登場します。この事実に対して赤ちゃんは興奮を覚えるわけですねー。
「ほらな!」と。
なんかそう聞くとちょっと微妙な感じします。そんな事思ってんのか・・・。純粋に喜んでくれてるのかと思ってたよ。
いないいないばあの意義
いないいないばあは「遊び」として昔から親しまれて来ましたが、それ以外にも「成長」や「発育」にも役立っていると考えられています。いないいないばあをする事で赤ちゃんの認知機能の発達を促す効果があると言われています。確かに目の前の人物を認識してから消えて再登場ってのを繰り返すわけですからコレには納得です。
また、いないいないばあをして赤ちゃんが喜んでくれるという事は、短期記憶力、想像力、予測力、期待する気持ちなどの発達を証明するものでもあります。
まさか、そんな効果があったなんて・・・。なんか、いないいないばあを見直しましたね。娘ちゃんが起きたらやってみよ。