保育園問題は仕事を抱えるママたちにとっては非常に重要な問題です。保育園が決まらないと現実問題復帰は厳しいです。仮に祖父母が健在といえどそう都合良く家に近くに住んでいなかったり，面倒を見てもらえる様な状況にいなかったり、またそうそう簡単に頼みやすいもんでもありません。ウチの奥さんも職場復帰希望なので、出産前からあっちこっち見学に行って大騒ぎでした。
今回、そんな保育園活動、略して「保活」の中で見つけた一筋の光明、【育児休業明け保育所入所予約】について。
【育児休業明け保育所入所予約】って？
育児休業明け保育所入所予約は自治体により、微妙に名前や仕組みが違うみたいですが、ウチの管轄である港区では下記の様に目的が設定されています。
目的
1歳に満たない子(以下「乳児」という。)を養育している保護者の育児休業の終了に伴う年度途中での保育所への入所の需要に対応するため、保育所の入所の予約(以下「入所予約」という。)について必要な事項を定め、もって保育に欠ける乳児の福祉の向上を図ることを目的とする。
要は職場復帰する女性の背中を押す仕組みです。1年のどのタイミングで生んだとしても1年しっかりと育休を取った後に年度の途中でも入所出来る権利をあげるよって感じです。
これがホントだったらなんてありがたい！
何人入れるの？
そもそも、入所出来る園については制限があります。港区の場合はこんな感じ。
区立認可保育園、緊急暫定保育施設（愛宕・港南4丁目を除く）各2人から3人
※私立認可保育園は対象外です。
※ 選考は、平成26年5月1日から平成27年1月1日生まれの児童と合わせて行います。
各園につき２名の中途入所枠を設けています。
この場合、各園２名で17園あるので34名です。いやー、狭き門ですね。
０歳児クラスに入るのは至難の業です。枠は狭いけども、もし入る事が出来ればなんてラッキーなんだ・・・！受入人数と園の数は自治体により異なりますので、自分のお住まいの地域のものを調べてみると良いでしょう。
いつ申込みをすればいいの？
基本的にはこれも各自治体で異なり、更に赤ちゃんの生まれた時期によっても異なりますが、大体は年末辺りと春辺りの年に２回です。
例：
5月1日〜翌年1月1日生まれ→12月2日〜翌年1月10日まで受付
1月2日〜4月1日生まれ →3月17日〜4月8日まで受付
こんな感じでちょっと、パッと見わかりにくい感じで募集しています。
権利を奪取するのは容易ではありませんが、チャンスをふいにしてしまうのは勿体ないので、期限までに申込することをオススメします。
何園、申込み出来るの？
非常に残念な事にオンリーワンです！
ここだ！って、園の一択！魂込めて申込みして当選する事を願うばかりです。つまり、あまり人気の園を選ぶとそれだけライバルが増えて当選確立は下がります。でも当たったら絶対に入所しなくてはなりません。当たってもあんまり嬉しく無い園の応募は微妙なところです。
でも、入所を悩むより、通い方を悩む方が気が楽かもしれませんね。
選考方法は？
こちらは、通常の保育園の入園申込とは完全別枠になります。点数制等は全く無く、天に運命を託した完全公開型の抽選になります。しかし、注意すべき点は先程も述べましたが希望園を記入するという事。
仮に抽選で当たったとしても、その時点で既に希望園が埋まっていた場合は無効になります。つまり、人気の園の場合は早く埋まってしまう可能性が大です！あまり人気の無い園の方が可能性は高いと言えるでしょう。しかし、それも全て運任せ。幸運の持ち主は一発逆転を狙って人気希望園を書くのも良いでしょう！
体験談
ウチもこないだ参戦して来ました。狙いはもちろん、超人気園の一発逆転入所です！恐らく倍率は50倍は行ってるんじゃないかと！
結果は・・・
もちろん、ダメでした笑
残念です。でも当たったらラッキーって言う様な制度なんで仕方ありません。従来の予定通り、色んな園に申込みしつつ私立に入れて点数稼いで転園するしかありません。
一体、こーゆーのに当たる人はどんな人なんだか。人生でビンゴとか良い景品が当たった事は一度もありません。あー、羨ましい羨ましい。
