【ボールペンのススメ】高級ボールペンの良さ
「ボールペン」そのものは非常に安価のもので溢れている。コンビニでもどこでも買う事が出来、正直ボールペンそのものに価値を見いださない人も多いかもしれない。しかし、世の中には「高級ボールペン」が存在する。「高級筆記具メーカー」として歴史を持つところのほとんどがボールペンも作っている。万年筆で人気を博したシリーズのボールペンバージョンなどもあり、万年筆ファンからすると万年筆よりも安価で使い勝手が良く、より普段使いには向いているかもしれない。
しかし、そうは言ってもボールペンでしょ？と思うかもしれない。ブランドもののボールペンを使用する良さについて今回はまとめたい。
デザイン
まずはデザインだ。デザインは100円200円の安価なものは大抵同じである。材質もプラスチックがほとんどで代わり映えはしない。それに比べて高級ボールペンは本当に様々だ。世界各国の歴史あるメーカーが長い年月をかけ作り出して来た独創的なデザインが豊富にある。自分のこだわりの１本に出会える事は間違いない。
格の違い
デザインに続けて大きく異なるのは書きやすさだ。プラスチック製の安価なペンに比べて、高級ボールペンは強度や精度の高い金属素材を多用している。昔はセルロイドが使用され、現在はアルミやスチール、カーボンなんかも使用されている。そのため適度な重みがあり、重心を取りながら書くことが可能だ。その書き易さに感動を覚える事は間違いない。
本当にピンキリ
ボールペンは同じデザイン，シリーズだとしても万年筆よりは安価だ。仕組みが完成されていて万年筆よりも技術が要らない。そうはいっても、ボールペンといえど数千円から数万円、中には数十万なんていう超高級品もある。機能はどれを買おうが同じだ。しかし、その素材・手触り・装飾など１本が完成するまでの手間暇が断然に違う。こだわり抜かれたメーカーは全てが手作りだ。このオートメーションが当たり前の世の中に信じられない事実である。たかだかボールペンと言えど職人がプライドをかけて作っている事を知ってもらいたい。
いかがだろうか？高級ボールペンに少しでも興味を持って頂けたなら幸いだ。