今更ながらですが、「児童手当」の詳細についてまとめたいと思います。児童手当だったり子ども手当だったりで、当事者じゃなかった頃は全然関係ないねーって感じで興味ありませんでしたけど、やっぱり当事者になると変わります。そんなに大金ってわけではありませんが、継続してずっと子どもが中学卒業まで支給されるので非常にありがたい制度です。ウチは全部ママが娘ちゃんの服代にしてますけどね！
児童手当について
こちらが厚生労働省が公開している児童手当に関するまとめです。
うーん、なかなか良い感じにお役所仕事って感じです。
制度の目的
「家庭等の生活の安定に寄与する。」「次代の社会を担う児童の健やかな成長に資する」の2点になります。
正直、生活を安定させるには足りない額ですが、これだけで生活している家庭は皆無だと思いますので家計の底上げというイメージでしょうか。また、２個目の目的ですがこれは簡単に行ってしまえば投資ですね。次代の担い手を育て上げる為に金を出す。
支給対象
「中学校修了まで国内に住所を有する児童」
つまり、日本に住んでてちゃんと住民票があれば誰でも貰えます。０歳〜15歳に到達後の年度末（３月３１日）まで支給されます。それって微妙に貰える額に差が出るんじゃ？ってゆーか出ますよね。
所得制限
960万円未満（年収ベース）
高給取りはもらえませーん。ウチはもらえまーす。もらなくなってやる！
生活の安定が最大目的なので、収入の多い人は無くても大丈夫だよね？って事ですね。しかし、実は全くもらえないわけではありません。減額対象って事で5,000円は貰えます。設定金額的に減額されている人はまぁまぁいそうです。
手当月額
2015年8月現在のものです。けっこう制度見直しがあるんですけど、変わったばっかりなんでしばらくはこのままかと。
| 支給対象年齢 | 支給額(月） |
|---|---|
| 0歳～3歳未満 | 15000円 |
| 3歳～小学校修了前 | 10,000円（第1子・第2子） 15,000円（第3子以降） |
| 中学生 | 10,000円 |
| 所得制限世帯（約960万円以上） 所得制限の詳しくは別 |
5000円 |
こうやって見るとけっこう貰えますよね？
３歳までに15,000×36ヶ月で54万。
３歳〜小学校修了前までで10,000×（108〜119ヶ月）で108万〜119万。
中学生で10,000×36ヶ月で36万。
トータルすると、198〜209万にもなります！
なかなかの金額でしょ？約15年かけて貰う事になるので平均すると年に13万ちょっとです。
4月生まれ（4月2日以降生まれ）が一番得！
お気付きの方いらっしゃるかと思いますが、３歳〜小学校までの部分で支給額に差が出ます。最初の15,000円部分は３歳までの間なので貰える金額に差はありません。また、中学から修了年度末までなのでそこも差はありません。同級生としてもらい終わる時期が同じであるにも関わらず、3月生まれの子が誕生するまでの期間、先に受け取れるというところがポイントです。
つまり、３月生まれと４月生まれじゃ貰える金額が最大で11万円変わります。
けっこうでかーい。ちなみにウチの娘ちゃんは３月生まれです。ちっくしょー！
支払い期日
毎年２月、６月及び１０月（各前月までの分を支払）
年３回に分けて支給されます。つまり４ヶ月分ずつ振り込まれます。15,000×４ヶ月分ですので、６万円が振り込まれます。４ヶ月１回なんかお小遣いもらってる感覚ですね。それなりの金額ですので、うまく使えばけっこう当てに出来る感じです。
しかし、ウチでは娘ちゃんの洋服代に消えています（２回目）
