新生児は首がすわっていません。ですから、抱っこする時などにはしっかりと首の後ろを持って上げる事が大切です。一般的に大体4〜5ヶ月でしっかりと首はすわると言われていますが、ウチは2ヶ月ちょっとで少しすわって来ているところです。腹這いにすると首を持ち上げて頑張っています。個人差があるのであまり気にする必要は無いのですが、個人的にちょっと気にしていたので、ここに記載しておこうと思います。
首がすわるとは
そもそも首がすわるって何ですか?と、当初僕は思っていました。
赤ちゃんは生まれてから徐々に運動機能が発達してきます。頭部付近から、首、腕、腰と下がってきます。まず目でパパやママ、その他気になるものを追う事が出来る様になります。続いて今回のテーマである首がすわり、次に手が前に出るようになります。寝返り、おすわり、高ばい、つかまり立ちと段々と下の方へ運動機能の発達が移動してきて1人前になります。
首がすわるのは赤ちゃんの成長の中でこれから体を動かすぞ!という第一歩になります。
具体的には立て抱きにしても、もう首がグラグラすることもなく、しっかりと安定している状態を言います。もっと言うと下記条件を満たした場合に「首がすわった」と言えます。
1)腹ばいにすると頭を持ち上げる。
2)あおむけにして両手を持って引き起こすと首がついてくる。
3)たて抱きにして体を傾けたときに首をまっすぐに保てる。
いつまでに首がすわればいいの?
赤ちゃんの成長過程で首がすわるという事は非常に大事なポイントになるので、気にするパパママも多いと思います。僕も大分気になりました。早かったので良かったですけども。結論から言ってしまうと、5ヶ月目終了までに首がすわっていれば問題ありません。
定期的な診察や、ママ友の話などを聞いて周りと比較してしまう機会が度々あると思います。そんな時、自分の子供の成長が遅いと心配になりますが、5ヶ月目までに90%以上の赤ちゃんの首がすわりますので、特に焦る必要はありません。
ヘッド・コントロール
先にも言いましたが、首がすわるというのは医学的にはけっこう細かい基準があります。その基準をしっかりと満たす様になるまでには一般的に4〜5ヶ月かかります。アメリカでは首がすわる事を「ヘッド・コントロール」と言うそうです。つまり、首を自由自在に扱える様になって初めて首がすわっていると言えるぞって事ですね。
ちょっと注意点
ここで、ちょっと注意点がありますが、新生児の頃からしっかりと首を支えて育てるわけなんですが、あまりバカ丁寧に首を支えてあげるとむしろ赤ちゃんの成長を緩やかにしてしまいます。大切な我が子ですが、あまり大事に大事にしていると赤ちゃんが強く育たないんですねー。
2ヶ月を過ぎた頃くらいからはちょっと腹這いにして赤ちゃん自らの運動を促してあげたりすると首のすわりが早くなります。勿論、やり過ぎは禁物です。段階的に、赤ちゃんに無理させない範囲でやってあげると良いでしょう。